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​ソーシャルフットボール特集ページ

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​ソーシャルフットボール
‐声をださなくても、ここにいていい‐

 ソーシャルフットボールは、勝つためだけのスポーツではありません。声を出さなくても、うまくできなくても、途中で休んでも、そこにいていい。私にとってソーシャルフットボールは、回復の大きなきっかけの一つでした。

 最初は、うまく走れませんでした。仲間の名前も、覚えられませんでした。それでも、ボールは足元に転がってきました。何かを説明しなくても、言葉を交わさなくても、同じ方向を向く時間がありました。そこに行けば、自分の立つ場所がありました。得意でなくても、完璧でなくても、チームの一人でした。気持ちが追い付かなくても、体は、少しずつ反応しました。
​考える前に、ボールを止める。それだけで、十分でした。頑張らなくても、無理に話さなくても、関係は続きました。同じ時間を過ごすことが、信頼になっていきました。

 続けるうちに、ソーシャルフットボールの強化指定選手に選ばれました。それは、強くなったからではなく、続けられる環境があったからだと感じています。

​ チームの一員として、アジア大会に出場しました。ひきこもっていた頃には、想像もできなかった場所です。それでも、急に別の人間になったわけではありません。ただ、居場所が続いていただけでした。

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